善縄の御嶽
ニライカナイに旅立った善縄大屋子
御嶽のある小高い丘はウガンモーと呼ばれています。この一帯からは、グスク時代の地層が見つかっており、土器や中国製の白磁などが出土しています。
御嶽の裏手には、善縄大屋子之墓があります。ここには屋敷もあったと言われています。善縄大屋子は、宮平地区の村作りをした祖先と言われ、伝説が残っています。
“善縄大屋子が漁に出掛けた時の事です。突然、目の前に大きな海亀が海中から浮かび上がりました。驚いていると、どこからともなく女性が現れ「亀を背負って家に帰りなさい」と告げ消えてしまったのです。その女性の言う通りにして家路を急いでいると、途中で亀が暴れだし、背中を噛み、大怪我をしてそのまま死んでしまいました。村人達は嘆き悲しみ、手厚く葬りました。その3日後、家族の者が墓参りの際に、棺を開けてみると遺体は無くなっていました。すると「善縄大屋子は死んだのではなく、神に召されてニライカナイに行ったのです」と天から声が聞こえてきたのです。それから家族や村人達は善縄大屋子の屋敷を「嶽の神」として祀るようになりました”
善縄の御嶽は1949年に、宮平の御嶽・拝所9カ所、井戸5カ所の神々をまとめ、コンクリート作りの瓦屋根の建物の中に合祀しました。
入場料:無料
駐車場:なし
お手洗:なし
バス:沖縄バス/39番:那覇バスターミナル乗車〜宮平下車
住所:南風原町字宮平161























